【和歌山】看護師:9割「心身疲労」 長時間勤務やサービス残業 県医労連「増員必要」 10病院アンケ

毎日新聞 2019年1月11日
 県内10病院で働く約9割の看護職員らが心身の疲労を感じていることが県医療労働組合連合会(県医労連)の調査で明らかになった。理由には人手不足や長時間労働が挙がったほか、十分な休憩時間が取れていない実態も浮かび、県医労連は「大幅な増員が必要だ」と訴えている。 昨年11月に県内10病院の組合員にアンケート用紙を配布し、574人から回答を得た。 心身の状況については、20%が「疲れ果てている」▽32%が「かなり疲れている」▽43%が「ちょっと疲れている」――と答えた。自由記述では「変則2交代の長時間勤務で食事も取れない」「人手不足で夜勤が多すぎる」などの回答があった。 時間外労働については「始業前に30分以上」「終業後に30分以上」と答えた人がともに4割近くいた。「始業前のサービス残業が多すぎる」「残業しないと書類をまとめる時間が取れない」との声が寄せられた。 一方で残業代を全額請求している人は、始業前が4%、終業後でも21%にとどまった。請求しない理由については「請求できない雰囲気がある」が最多の45%で、「上司に請求するなと言われている」と答えた人も3%いた。 一方、決められた休憩時間の取得率は、おおむね取れているとみられる「76~100%」が55%で、「50%以下」は15%だった。「夜勤の人数が少なく仮眠が取れない」との回答もあった。 県医労連は人手不足解消に向けて、国と県に財政措置や看護職員の復職支援、離職防止策の充実を求めている。担当者は「医療の高度化などで業務量は増えている。疲労した状態が続けばミスやニアミスが起きかねない」と話している。

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