後期高齢者保険料 年6千400円→1万2900円病院窓口2割負担 年金2万4000円減

しんぶん赤旗 2018/12/31
東京都北区91歳「安倍さん早く辞めて」 安倍政権は2019年度政府予算案で、75歳以上の後期高齢者医療の保険料を最大9割軽減する特例措置の二段階廃止を決めました。746万人に影響、590億円の予算削減になります。同医療の窓口負担を1割から2割へ引き上げることも計画しています。5兆円を超す過去最大の軍事費を計上しながら社会保障予算を削り、消費税増税の強行も狙う安倍政権。高齢者の怒りが集中しています。
(写真)「安倍さんは早く辞めさせるしかないわね」。年金の振込通知を手に語る藤田美佐子さん=東京都北区
 「保険料、やっぱり上がるのね」。特例措置廃止を報じた「しんぶん赤旗」を手に藤田美佐子さん(91)はそうつぶやくと、しばらく言葉が出ませんでした。新幹線の高架線路の際に立つ、東京都北区の区営アパート。11年前に夫に先立たれ1人暮らしです。 出版業界で働きましたが非正規で、年金振込額は夫の遺族年金も合わせ月9万円。自営業の息子から援助を求められ、貯金は使い果たしました。息子は病気で亡くなりました。 藤田さんの後期高齢者医療の保険料は8・5割の特例軽減で年6400円(東京都後期高齢者医療広域連合)です。ところが特例が全廃される20年10月には同1万2900円へ跳ね上がります。同年は保険料本体の値上げも予想され、負担増は2倍ですみません。 「年金振り込み前はヒーヒーよ。最近は『マイナス』(借金)がつくようになったの」と通帳を見せる藤田さん。安倍政権の6年、年金は削減・目減りの連続でした。一方、年金から天引きされる後期高齢者医療と介護保険の保険料は相次いで値上げに。その結果、年金振込額は13年と比べ月2000円も減りました。年2万4000円に及びます。 このままでは、来年10月には消費税10%増税が直撃。藤田さんら低年金者には給付金や介護保険料軽減がなされますが、年金は来年度もマクロ経済スライドで0・5%実質削減が行われる方向です。増税による負担増はまぬかれません。 追い打ちをかけるのが後期高齢者医療の窓口負担2割化です。政府が10日、経済財政諮問会議(議長・安倍晋三首相)に示した「改革工程表」は現在1割の窓口負担の「在り方」につき「早期に改革が具体化」されるよう指示。11月の財政制度等審議会(財務省)は、75歳未満の人に加え、「既に後期高齢者となっている者」も「段階的に2割負担に引きあげるべき」と建議しています。政府・与党は来年の参院選挙後、具体化を急ぎます。 気管支拡張症で通院し1割負担で月3000円程度の医療費を払う藤田さん。2割負担になればいよいよ暮らせなくなります。「早く死ななくちゃいけないみたい」。藤田さんの顔が曇りました。「財政難と言って社会保障を削りながら、アメリカ製の兵器を買いまくる安倍さんは許せない。早くお辞めになっていただきたい」

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