学校検診で虫歯見つかっても半数が受診せず 保団連調査

日経新聞 2018年7月13日

 学校の歯科検診で虫歯が見つかった子供の過半数が治療を受けていないことが、全国保険医団体連合会(保団連)の調査で分かった。虫歯が10本以上あるなど「口腔(こうくう)崩壊」の子供がいると答えた学校の割合も3割を超えた。保団連は保護者の口腔衛生への関心の低さや貧困問題が背景にあるとみている。
 調査は全国の小中高と特別支援学校が対象。2012~17年度に各地の保険医協会で実施した調査結果を保団連が今年4月時点でとりまとめた。小中学校は21都府県、高校は3府県、特別支援学校は5県で調査した。
 歯科検診で「要治療」とされながら、歯科医を受診しなかった子供の割合は小学校で52.1%、中学校では66.6%、高校では84.1%。学年が上がるごとに未受診の子供の割合も高まる傾向にあった。特別支援学校では55.8%だった。
 虫歯が10本以上あったり、歯の根しか残っていなかったりする「口腔崩壊の子供がいる」と答えた小学校の割合は39.7%で、中学校は32.7%とともに3割を上回った。高校では50.3%、特別支援学校は45.1%に上った。
 児童らと接する機会が多い養護教諭に未受診の理由を聞くと、「母子家庭のため費用や時間がなかった」「乳歯で虫歯も生えかわるので放っておいた」などの意見が寄せられた。また、「乳歯全部が虫歯で給食をハサミで切って提供していた」「小学校から一度も受診せず、中学3年で上下4本の歯が根しか残っていなかった」などの事例もあった。

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